「万博博覧会の美術」展

上野国立博物館でやっている展覧会に行ってきました。
現在開催中で、8月29日までやっているようなので、興味があった際は行ってみて下さい。かなり多くの作品が展示されているので見るのが大変ですが、目も頭も程よく刺激されていい経験になると思います。また、江戸、明治時代の世界の中の日本がどのような目で見られていたかということ知るいい機会でもあります。
ここまでやるかっていうほど精密、美しい工芸的なものを沢山見ることが出来ます。
美術と工芸の戦いの歴史を垣間見ることも出来ます。
工芸は美術になりえるのか、美術は工芸になりたがらず、工芸は美術になりたがった。
その争いの様子が見れて楽しいです。結局美しいものであれば工芸だろうが美術だろうがかまわないと僕は思うのですが、制作している人間にとっては色々なしがらみがあるのでしょう。
ともかくまた見に行きたいと思います。8月3日以降、出品作品が結構変わるのでもう一度見に行かないとダメっすね。