2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

狐と熊

熊は森中で恐れられていることを知っていた。 だから彼は誰とも友達になれないと思い込んだ。 彼はいつしか一年も二年も無言で過ごした。誰も話し相手がいなかった。 そんな熊がある日、狐に出会う、 狐はある日、蜂の巣からハチミツをなめようとしていた。 …

大地と生きる

冬の終わり。 雪は高く立ちはだかり、道は消えている。強大な大地の力に人々はお互いに助け合うことで立ち向かう。 人々はあと少しで春が来ることを知っている。一面の銀色。かすかな音は雪に吸い込まれる。 春。 雪の溶ける音が大地に響く。ある所ではチョ…

死ぬまでにいくつ、答えを見つけられるだろうか。

彫刻の全て

彫刻は全ての現象を表す。 テーマは無限に存在する。 人間や動物などの形を写す。 歴史を残す。 忘れ得ぬよう、文字と絵を刻む。 感情を表す。 概念を表す。 真理を表す。実際に存在する形を写すことから形としては存在しない概念を形に起こすことまであらゆ…

充分

生きているだけで幸せだ。 何一つ欲しくない。 時折、そういう気分になる。 満たされている。 不満はない。 だからただ日々、頑張ることが出来る。

ネコ

日本一美味しいと言われるどら焼きを高橋先生からもらった。 野良猫には通常、餌をあげてはいけないのだが、どら焼きをネコにあげた。 ネコはよほどお腹が空いていたのだろう。どら焼き一個丸々平らげてしまった。 ネコは丸い目で僕を見つめた。

ささやかなことを積み上げる。 小さなものだった事がやがて巨大になっていく。 日々の積み重ねがある日突然大きな力になって返ってくる。それは準備だったのか。結果だったのか。俯瞰で見れない人は野生の勘でゴールを目指す。 それは一見非合理的に思えるが…

人の心から孤独と不安を消せなかったらどうするのか。

サウンダラアート

昨日、無事サウンダラアートが無事終わった。 朝9時に会場で集合。大学に出さなければならない書類があったのでそれを出したあとに向かう。 10位に会場に着き、それから会場のセッティングやリハーサルの方に参加した。 自分が映像を流す演目が2つ。 計3組の…

昨日

昨日も映像編集。サウンダラアートのため。映像はまだ色々要望をもらっていたのでさらに編集をする。 火曜日の時点でほぼ出来上がっていたのでなんとかなった。 音楽とコンサート会場の雰囲気と合わせた映像。作曲した方の意向に沿った映像。 今回は色々な意…

出来る限りの事をする

明日、サウンダラアートというコンサートがあり、僕はそこで映像を流すことになった。話は六月まで遡る。 サウンダラアートの企画者の一人である、小川さんがスカイパー展に来て、その時に誘って、いただいたのだ。今回は小川さん作曲の曲目で自分の映像が流…

サウンダラアート映像

昨日1日缶詰になって制作をする。サウンダラアートの映像が大体出来上がった。あとはライブに対応するよう、映像を作り直したり、二つのパーツに分けて音楽の内容で映像が動かせるよう調整するだけだ。 今日中に終わらせたい。

この世界の大切な欠片を集める。人を傷つける人、人を大切に思えない人は自分が大切にされなかったということ。哀しい人。しかし、人を愛することで愛されることもあることを忘れていけない。それはか弱い子犬のように、与えることによって初めて育つものか…

取手アートプロジェクトに行く。 行くのは去年振り、ニ度目だ。 何人か顔の知っている人がいたが、こちらは一観客員として行っているので向こうは覚えてないと思う。 今年は団地での展示。面白い試みだが、展示会場が団地の中で狭い。その狭さは日本の団地と…

心臓が鼓動している。僕は生きている。 毎日生きている。毎時間、毎分、毎秒生きている。 毎日幸せだ。だから、頑張って生きていける。ありがとう。 ありがとう。 感謝している。自分を生かしてくれたもの。 自分と関わったもの。僕は沢山の運命の糸の中で生…

一つ山を越えた。 今月、あと二つの山が残っている。 激戦だ。