■連続講座「WORK SHOP」の総括シンポジウムの報告
江古田ユニバース代表の三田村です。
先日の3月14日に連続講座「WORK SHOP」の総括シンポジウムがありましたのでご報告致します。江古田ユニバースからは私と副代表の今村がパネラーとして参加してきました。
これは2014年の5月10日に同研究会の講座で発表したものの流れです。
ハルプリンの著書「Talking part」から40年が経ち、現在のワークショップ(本研究会では「集団による創造的な活動」という定義)はどのように変化してきているのか。
まずは千葉大学大学院園芸学研究科の木下勇先生の基調講演。
「ワークショップの今後を考える」というテーマで、いくつかの事例を元にワークショップのあり方について講演いただいた。
その中では市民参加の重要性、行政主体か、民間主体か、地域社会の変化、主体性の変化、ワークショップをやること自体が目的になっていないか、など多岐に渡るワークショップ現場にて考えるべきポイントを示して下さった。
後半はこれまで講義をしてきた8組の講師の自己紹介と各活動の紹介。
アート系、教育系、まちづくり系、建築系、家つくり系など多様なワークショップの在り方が提示されました。
8組もいると一人5分ずつ話すだけでも40分かかってしまい、とても全員が充分な発言・議論が出来たとは言えませんが、時代の変化とともにワークショップの在り方が多様化しているということが分かるシンポジウムになったのではないでしょうか。
私達江古田ユニバースはここ3年の活動をざっと紹介し、アートを介したまちづくりの中で参加アーティスト、地元住民、来場者それぞれに相互影響を与え合っているという話をしました。
(エコユニ ミタムラ)