大地の芸術祭が終わりました

ただただ、感謝しています。
9月13日をもって、無事、大地の芸術祭が終わりました。
13日のフィナーレは、今までの事を振り返るような、感動的なものであり、つい涙が出てきてしまいました。
大地を支える地元の人、アーティスト、事務局の人、その他の鑑賞者や、協力者など。
みんなが一体となって、フィナーレと相成りました。


僕の展示も無事、終わりました。
途中、プロジェクターやパソコンの調子が悪くなったり、トラブルもありましたが、最後まで乗り切りました。
美術家として初めて胸を張ること出来ました。
これがスタートなのだと、自分に言い聞かせています。これから世界に旅立つ、準備なのだと。



美術の道は遠く、長く、険しいです。
けれどもこの大地の芸術祭に参加できたことを本当に誇りに思うし、幸運に思うし、感謝しています。
参加するにあたって、厳しい制作状況に立たされました。車なしでは新潟まで行けず、撮影も出来ません。
家族のサポートなしには制作活動を続けられませんでした。
家族には心から、深く感謝しています。
また友人に助けてもらったり、励ましをもらったりしました。
本当に助かりました。
僕のような奇人に、付き合ってくれてありがとう。


いま胸の中には感謝の気持ちでいっぱいです。


本日朝起きて、まだ撤去していない作品を少し見て回った後、自分の展示会場に戻り片付けをしました。
それが終わった後、またまだ見ていない作品を見て、それから帰りました。
そして無事に大学に帰り、荷物を下ろしました。
7月23日にもう帰って来れない気がすると言った、大学のアトリエに帰りました。
いつもと違って見える大学の構内。フィナーレを向かえて、心がまだ熱を帯びているのだと分かった。