ボランティアのため、調布のほうへ。
知的障害者施設に行き、絵を教えてくる。
そこの施設で働いているスタッフが大学時代の同級生なのでボランティアとして声がかかったのだ。知的障害者施設といっても学校ではないので何かを教えるということの意味が少し変わってくる。
彼らはその施設を利用者なのであって、生徒ではないのだ。
だから今日は水墨画をやったけれど、少し戸惑った。最初、墨と半紙を渡したときみんなの反応が薄くてこりゃ最後までできるかなあと思っていたけれど、途中から調子がのってきたようで絵が出来上がっていった。
それぞれ個性があって面白い絵ができる。描かない人もいた。筆を持つことが大変な人もいた。2時間の間何十枚と絵を描く人もいれば一枚しか描かない人もいた。
まあ、しかしやって良かったと思う。彼らの才能なり、技術なり少しでも広がればいいと思うから。