撮影の技術について

撮影には様々な技術がいるのだと、身をもって体験しました。
特に合成をする時にはカメラの視点と合成素材との視点を同じにしないとすごく不自然な合成が出来上がってしまいます。
動画の場合、静止画よりもごまかせる部分がありますが(動いているので確認する間もなく次の場面に行ってしまうので)、やはりいかにだますかではなく、いかに引き込むかということに重点をおきたいし、自分自身のプライドの問題もあります。
時間との戦いもあり、全く全てが納得行くまでやることも難しいのですが、やれる範囲であきらめないで根気よくやる事が大事。
人を納得させる前に自分を納得させる。
合成をするための素材として映像を撮る場合、三脚が欠かせません。固定した映像からそこに動いている映像を混ぜたり、色々使い勝手があります。
自分の映像作品の中で分身が出来る部分が多々あるのですがこれは固定して撮った映像と動いている映像を混ぜているからです。
また、フォトショップで一こま一こまレイヤーを見ながら少しずつずらしていくというのも手間がかかりますが確実に出来ます。
この技術を応用すればフォトショップでアニメを作ることも可能だと思います。要は使い方とアイディア次第ではないでしょうか。
合成のシーンは殆どがフォトショップのお世話になっています。
動画を一コマ一コマの静止画に一度書き出してから
合成をした後また一コマ一コマの静止画から動画へと変換しているのです。
こういうやり方は一見地味ですが、
特殊なCG作成ソフトがなくても出来るのが大きな利点です。