「心のノート」について調べ物をしました。

○心のノートガラガラポン
http://homepage3.nifty.com/gakuronet-takatsuki/index.html
*心のノートに対して批判的な立場に立っているサイト

○俵のホームページ
http://www.linkclub.or.jp/~teppei-y/tawara%20HP/
子どもと教科書全国ネット21の事務局長のサイト

サイト内コメント:
。「心のノート」は、児童生徒が身につける道徳の内容をわかりやすく表し、道徳的価値について自ら考えるきっかけとなるものであり、学校の教育活動全体において活用され、また学校と家庭等が連携して児童生徒の道徳性の育成に取り組むよう活用されることを通して、道徳教育の一層の充実を図ろうとするものです。

 趣旨は・・・
 今日の我が国の教育において、「生きる力」の育成が重要な課題となっている。その「生きる力」の核となる豊かな人間性の育成を担う柱として、道徳教育の充実が、従来にも増して強く求められているところである。生命を大切にする心や他人を思いやる心、物事の是非・善悪といった規範意識などをしっかりと身につけさせるとともに、家庭や地域社会との連携を図りながら、豊かな体験を通して児童生徒の内面に根ざした道徳性を育成することが重要である。
 「心のノート」は、児童生徒が身につける道徳の内容を、児童生徒にとってわかりやすく表し、道徳的価値について自ら考えるきっかけとなるものであり、学校の教育活動全体において活用され、また、学校と家庭等が連携して児童生徒の道徳性の育成に取り組むよう活用されることを通して、道徳教育の一層の充実を図ろうとするものである。すなわち、「心のノート」は、児童生徒一人ひとりが、このノートを手に取り、様々な時間や場で、道徳的価値や人間としての生き方にかかわって気付いたことなどを、このノートや自らの心に記録したり、整理したりすることを通して、児童生徒が自ら道徳性をはぐくみ、人間としてよりよく生きることに資する教材である。


○週間MSD
http://www.mdsweb.jp/
*世界の人々と戦争のない社会を目指す週間新聞のサイト
心のノートは愛国心を育てる手段として使われ、戦争の道具になると否定的意見。

○「心のノート」の効果的利用法
http://fish.miracle.ne.jp/adaken/link/note.htm
*心のノートを活用する方法を模索しているサイト。教育者関係が発信している資料。

サイト内コメント:
5 「心のノート」の活用について
(1) 「心のノート」の特徴
ア児童が、自ら学習する際に用いることが出来る自学自習の冊子である。そこで、
児童が道徳的価値について興味をもったとき、いつでもすぐ使えるようにしておく
必要がある。
イ児童が自己の生活や体験を振り返り、自らの心に記録することのできる生活ノー
ト的な冊子である。そこで、道徳の時間をはじめいろいろな場面で児童が自己の生
活や体験を振り返る機会を設ける必要がある。
ウ保護者が見たり記入したりするなど、学校と家庭とのかけはし的な冊子である。
そこで、いつでも児童が家庭に持って帰れるようにするとともに「心のノート」、
の使い方について学校としての考えを保護者に伝えておく必要がある。
(2) 「心のノート」に期待する役割
ア児童が身に付ける道徳の内容を知り、興味関心を持ち、自らの成長を意識するこ
とにより、日々の生活や授業に意欲的に取り組むことができる。
イ児童一人一人が継続的に活用することによって、自己の道徳的な成長を実感でき
る。
ウ日常生活や学校の教育活動等における様々な体験を道徳教育の視点からとらえ、
体験活動及びこれらを通じた道徳教育を一層充実させることができる。
エ児童の道徳性の育成における教職員全体の共通理解による指導体制作りや、学校
と家庭との連携が促進される。
(3) 「心のノート」の活用場面
ア学校や家庭の日常生活の中で活用する。
イ各教科の学習内容に関連させて活用する。
ウ道徳の時間の一部で補助的に活用する。
エ特別活動の各内容と関連させて活用する。
オ総合的な学習の時間の動機付けや自らの生き方を考える際に活用する。
カ学校・家庭・地域の連携を図るために活用する。
キ学校間の交流の際などに活用する。
(4) 「心のノート」の活用における主な留意事項
ア児童の日常の自主的な活用を促す。
イ各教科等の一部や補助として用いる。
ウ継続的、発展的に用いるようにする。
エ児童のプライバシーに配慮する。
オ保護者や地域の人々の協力を得る。
カ学級等で簡単な約束を決めておく。