今日行ってきたところの話

今日は彫刻の仲間達と一緒に皇居、新宿オペラシティーの方に行ってきました。
皇居で明治時代の人形や置物を展示していたのでそれを見たあと、皇居内を散歩しました。皇居に入るのは初めてなので新鮮な体験でした。
明治以前、日本には彫刻という言葉がなかったそうです。
彫刻という言葉は西洋の文化を取り入れていく中でできた言葉なんだそうですね。それまでは人形、置物などと呼ばれていたみたいです。
それと立体の造形物としては仏像が独立したジャンルとしてあったようです。
皇居内はよく整備されていて、綺麗でした。
無料で入れるのもポイント高いです。
お昼を食べたあと、オペラシティーの方に行ってきました。こちらも行くのは初めてです。川の上に建物が建っているような感じで、やたら水場が多くて高級感高い作りでした。そこで現代作家の作品を見てきました。
明治時代の作品と現代作家の作品を見比べると大分多くの点で違うなぁと思います。100年ほどの時空の差があるので違うのは当然なんですけど。

〇今回見た作品について気がついたこと
・現代美術は明治時代ほど緊張感がないのでは?
・現代美術コンセプトばかりが前に出ている。いちいちチャンネルを切り替えて見なければならないので疲れる。
・彫刻という言葉がなくても日本人の美意識はしっかりしていた。
・日本人の技は世界に通じる。
・現代美術のほうがテーマが圧倒的に多い。
・「物」に対する意識の違いがある。今の人はものに囲まれていることが当然で、作品にでも雰囲気で出ている。