ゲームとは違い、リセットボタンはない。

一度失った信頼は『二度と』取り戻せない。
オオカミ少年と同じ。どんな言葉も嘘と思われ、届かない。
言葉は信頼があって通用する道具だ。
その意味が分かる人は行動で示す。簡単ではない。
誰も見ていない時に自分の誠実さを貫けるかどうか。
人が見ていない時は空き缶を蹴り、人が見ている前では空き缶を拾うような人間は絶対信頼しない。


僕はいま沢山、反省している。謝らなければならない人には、謝った。それが解決につながるかどうかは別として。
謝った所で過去の過ちは戻ってこない。


僕を信頼してくれたから、僕の友達が他の友達を信頼してくれた。
もう、そういった事は起こらない。
自分で自分を疑う。出直さなければならない。



心の傷は癒されない。傷は地面に埋めるように隠すのだ。
そしてある日突然掘り返される。自分の感情、意思と関わりなく。


どんな困難な事があっても、また1からやり直して、信頼を回復していくつもりだ。
失った信頼は取り戻せないとは分かっていても、やり直すつもりだ。
誰かに許されるためじゃない。



道ばたで誰かが亡くなっていたら、誰かが埋めてあげなくては。
花を添えて、祈り、埋める。
それが人間だ。
僕は人間らしさを失いたくない。
大切な人を傷つけて・傷つけられてヘラヘラ笑う人間には絶対なりたくない。
自分とは無関係だという態度で物事を無視する人間には絶対なりたくない。


間違ったことは素直に認めて、1からやり直します。
目的の為ならどんなに辛い選択でもきちんと選べる人間になります。
恐怖を克服します。毅然な態度を守ります。孤独を克服します。