江古田ユニバース2013web掲載情報

江古田ユニバース2012の外部からの反応や掲載情報などをまとめました。


■一般
●「ホルベイン ART NEWS RELEASE http://goo.gl/7mGWZ5 」  
●「CJキューブ http://goo.gl/7H0jdj 」  
●「myLIFE+ http://goo.gl/ToBH8G 」
●「日本大学芸術学部美術学科 展示イベントの告知 http://goo.gl/colzlP 」  
●「江古田新聴ウェブ版 http://goo.gl/3I41dz 」  
●「旧同潤会江古田分譲住宅佐々木邸見学会 http://goo.gl/rnYZLr 」  
●「練馬・桜台情報局 http://goo.gl/xPi6YT
●「TV出た蔵 http://goo.gl/C5IJxa 」
●「練馬経済新聞 http://nerima.keizai.biz/headline/452/ 」
●「yahoo ニュースhttp://goo.gl/PKE2RM 」
●「【所長日記】江古田に「オシャレな放置禁止のウマ」現る http://nerimachi.jp/diary/director/20131010_09.php 」
●「江古田島 江古田地元情報webマガジン http://goo.gl/PH8atH 」
●「the corona『イソベサエリちゃん』 http://goo.gl/LXxAm9 」
●「藍沢彩羽オフィシャルブログ イロハーツ「岡本なうさんの生き様も!!」 http://goo.gl/uRZoRl 」
●「S-lab 【リポート】 僕らの身近で行われている話題のコラボを追え!③ アート × 街 × 学生 “江古田ユニバース” http://goo.gl/JI5jOa 」
●「ATND http://goo.gl/YODvGF 」
●「「江古田をアートのまちにしたい!」に寄せて 石見 尚 http://goo.gl/RD35DN 」
●「徹底調査!住んだらよかった街BEST30 第27位・江古田 http://goo.gl/JDsOAV
●「あさナビ http://goo.gl/wgMjbz 」※TV番組、あさナビ最終回(2013年9月28日)の中で江古田ユニバースが紹介された
●「明治学院大学社会学社会学卒業論文 http://goo.gl/134d40 」
明治学院大学の学生が「アートプロジェクトがもたらす地域貢献―江古田ユニバースを例に」という卒業論文を執筆。卒業論文社会学科奨励賞を受賞した。





■出展アーティスト関係のwebサイトやブログなど
<美術>
●「Laboratory Plan:Ecoda universe 2013 http://goo.gl/dv93BK 」(動画) 
●「チョークアートブログ(倉片友子) http://goo.gl/cnY4aP 」
●「木下直人BLOG http://goo.gl/SUsdH7 」 
●「田嶋奈保子の美術私的生活 http://goo.gl/ksk2Bd 」
●「blog.日常struggle(寺田忍のブログ) http://goo.gl/BPPyTV 」  
●「服部俊弘 http://goo.gl/K9PyI7 」
●「世界の居場所 イラストレーター堀江香子のブログ http://goo.gl/Gzwma6 」
●「百瀬晴海 http://goo.gl/lUZnGZ 」
●「YUKIO TAKAMORI http://goo.gl/t6zsaJ 」


<音楽>
●「柚季純音楽室記録帳 http://goo.gl/uBSu1B 」
●「ナシキーと空の音(川上友紀) http://goo.gl/x0SKW6 」
●「magro http://toypusher.ddo.jp/ 」


<演劇・パフォーマンス>
●「朧 http://goo.gl/NfY5d 」
●「人体連盟のJINSAI http://goo.gl/v09ty8」  
●「『生きざま』宝咲弥子の場合(人体連盟スタッフ) http://goo.gl/kS1BVb 」
●「演劇活性化団体uni http://uni-theatre.jimdo.com/ 」
●「松崎えりと、ピッコロブログ http://goo.gl/WNhn5A 」


<映像>
●「SAKAMA MAMI ART WORKS http://goo.gl/4rKFMp 」
●「泉和良 http://goo.gl/XtOZuz 」
●「三田村龍伸 https://www.youtube.com/user/ryuusinnm/videos?view_as=public 」



■出展施設関係のwebサイトやブログなど
●「古藤店主 のブログ http://goo.gl/8qKy4B 」 
●「OILife http://goo.gl/1TPkyO 」
●「兎亭 http://goo.gl/EOgtxl 」
●「中庭ノ空 http://goo.gl/a3GcV 」
●「劇団一の会 http://goo.gl/ijO4Mc 」
●「いちカフェ http://goo.gl/WE3E8D 」
●「ブログビリティ(アートビリティ 事務局スタッフ いけべの美術手帖)「江古田ユニバースイベントに参加させて頂いています!〜アートビリティ展示中In OILIFE〜」 http://goo.gl/Dkdjcl 」


 

江古田ユニバース2013終了後の報告

江古田ユニバース2013 ーINFANCY OF ECODAー
10月14日をもって、終了しました。
そのあとの片付けやら、事後報告的な仕事もありつつ、他の仕事もありつつ、他の展覧会の準備がありつつで目が回りそうなほどの忙しさが続いていますが、とりあえず無事に終わったことを報告させてもらいたく思います。


来場者数はエコユニコミューン(事前展示企画)が358名、メイン展示が2883名、合計3241名となりました。
去年より230%以上の増で、去年と今年の両方を分かっている人からすれば、見た目の印象からして変化が分かるような来客数になったかと思います。


エコユニ1年目の来場者数目標が2000名でしたが、1年目も2年目も達成できませんでした。3年目にしてようやく当初の目標を達成することが出来ました。3年目にしてやっと約束を守ることが出来たのです。少しだけ肩の荷が降りる思いでした。


展示最終日のクロージングパーティーでも本当に盛り上がりました。とても楽しく、感動的でした。まさに祭でした。


アーティストからも地元の方からも感謝のメールが沢山来まして、この点においても去年との大きな違いを感じる内容だったと思います。アーティストの皆様、展示会場関係の皆様、地元の皆様、ボランティアの皆様、マチセン関係の皆様、スタッフの皆様、本当に本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。


個々の人たちから見たエコユニは断片的なものでしかないでしょう。
1日だけ見て帰る人がいたり、ずっと関わっている人がいたり、ある会場からの視点であったり・・・。
それぞれが感じるエコユニがあっていいと思います。
そこから見える風景がやがて町全体の風景を作っていくものだと思うのです。



やっと何かが形になり始めてきたと感じます。

後日、報告会を行いましたので、そのこともまた書けたら、と思います。

江古田ユニバース2013無事終了

すげー色々書きたいことがあるし、言いたいことがあるんだけど、
何ヶ月も昼も夜も全く休み無しで働き続けた男が一つの仕事をやり終えて、魂抜かれたこの表情ながらも(表情だけじゃなくってね)江古田ユニバース2013をやり遂げましたって事だけ、報告させて下さい。

3年目(3度目)の正直で奇跡を起こしました。きちんと約束を守りました。



江古田ユニバース、やっと搬出・片づけも終わった。結局夜遅くまでになってしまった。何人かは天候や会場の問題などで今日の搬出には至ってないけれども、特にトラブルは起きていない。

今日はあとはこのイスを持ち帰るだけだ。イスについては僕とうしこだけのネタなので細かくは言うまいだけど、とにかくやっと終わった。

仕事は終わったけれど、駐輪場でぼーっとして、余韻を楽しんでいる。
昨日まで何百人という人たちが来ていた空間がぽっかり空いてしまった。
言い表せないような、寂しさと充実感。そして終わった感。


エコユニ会期が終わってとてもお疲れだったろう。そこに追い打ちをかけるかのような悪天候の中(大型台風来てる)最後の気力を振り絞って頑張ったスタッフのみんな、アーティストのみんな本当にお疲れ様。ありがとうございます。

あとは鳥忠の自分の作品を何とかしなきゃいけないんだけど、いつものように自分のことは後回しになってしまう。

地球が崩壊しそうなほどの悪天候だし、今日はイスを持ち帰って終わりにしよう。体が痺れる。嫌な感じじゃない。甘い痺れだ。体そのもので感動している痺れだ。まだ動ける。

「江古田をアートな町に!アートフェス「江古田ユニバース2013」を広めるプロジェクト」

(のこり12時間)

「江古田をアートな町に!アートフェス「江古田ユニバース2013」を広めるプロジェクト」への御協力をお願い致します。

9月28日(土)の朝の、テレビ朝日TOKIO散歩に江古田ユニバースが出ているのを見た方もいらっしゃるかと思います。
その回にはギャラリー古藤の江古田映画祭、エコユニコミューンの作家や作品(中島理絵、Laboratory(今村克+高森幸雄)、森裕貴、寺田忍)が映っていました。
また今年の2月には「ぶらり途中下車の旅」にも江古田ユニバースが出演しました。その時はエコユニ2012、2013参加アーティストの田嶋奈保子さんに焦点を当てた内容でした。
また、今度はフジテレビの某番組にも出る予定です。


活動3年目でこのような大手メディアに顔を出ささせて貰い、エコユニと関わるアーティストさん達に少なからず活躍の場面を提供できていることに対し、心から嬉しい気持ちです。

地元新聞やフリーペーパなどへの掲載や、学生のレポートや論文作成のためのインタビューを受けたこともあります。


エコユニを始めたときは何の形も成果も無く、冷ややかな目で見られる辛さもありました。内部のスタッフもこれは実現できないだろう、ということで辞めていった者もいます。
また周囲からも内部のスタッフや協働者達から厳しい意見を戴くこともありました。最初の1、2年はまさに骨組みを作るような部分が多かったように思います。


そういう事が重なっていくたびに本当に申し訳ない気持ちで活動を続けるモチベーションが大きく下がり、心が折れそうになることも何度も何度もありました。
袂を分かつて去っていったスタッフもいました。そのたびに言葉で言うことと実際に活動することの違い。頭の中で考えることほどは、実際にはうまくはいかないということを体験してきました。
理想を掲げるだけなら簡単です。しかし、行動するとそこまでかっこよく出来るわけではない。むしろ頭の中に考えがある分、現実にその事が実現できないのは本当に心苦しいものです。


しかし、その一方で沢山の応援も戴き、そしてエコユニスタッフやアーティスト、地元の方達、まちづくりエセンターのスタッフの皆様の助けもあってここまでやって来られまして、心より感謝しています。
1年目からこのプロジェクトを作る事に関わった人全てを数えれば、100人を優に超えると思います。


沢山の方から沢山のご要望を戴いています。その全てを叶えようとしたら、いくら時間があっても足りません。
しかし、やらなければゼロです。行動しなければ、何も変わらない、変えられない。例え少しずつでも進んでいかなければならないと思うのです。
この事業は自分にしか出来ないことなのだと考えます。それは傲慢さではなく、使命感として思っているのです。


私達江古田ユニバースのスタッフは以上のような、まさに血が出るような多くの苦難にもめげず、腐らずに地道な活動を続け、3年目としては異例のテレビ局出演数、他メディアへの掲載などされてきたと思います。

そのような活動で地元やアーティスト達が経済面やその後のチャンス、または人的なつながりという意味で貢献できただろうかと今も自問自答は続いています。


私達はとても少ない資金でこのようなプロジェクトを運営しています。
これまでの色々な取材があっても、それによってアーティスト達がどんなに売れていくようになってもエコユニには一銭も入って来ることはありません。

ですから、私達の活動を資金的にも応援して下さいますよう、どうか心よりお願い申し上げます。
また、心あるかたはどうか、シェアの方もお願い致します。

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サステナクラウドファンディング
「江古田をアートな町に!アートフェス「江古田ユニバース2013」を広めるプロジェクト」
https://greenfunding.jp/sustena/projects/406-2013#home

備忘録(自分の作品メモ)

「千回のお辞儀をするアートワーク」(映像:8分52秒) 2010年
「奈良アートプロム2010」出展作品。
「千回のお辞儀をするアートワーク」は名前の通り、千回のお辞儀をするパフォーマンスを行う映像作品である。奈良といえば、日本最古の仏教都市である。その奈良で現代アートを展開する時、仏教的なものを自分の中にインストールしたいと考えた。仏教の修行では千回何かをするという形式を持つものが珍しくない。例えば、千日修行や千回題目(念仏)を唱える。千回滝に打たれる、などである。千回のお辞儀は相手を尊び、自分を尊び、生きる事への感謝。命の連鎖への感謝へと続くだろう。
 お辞儀という行為は、「挨拶」、「反省」、「謝罪」、「尊敬」など様々な意味を内包している。今回は相手を尊ぶ気持ちを持ってのお辞儀を展開する。そして相手を尊ぶ行為が、「自分の物性を磨く行為としての修行をする」パフォーマンスにつながるよう展開していく。映像だけをミルと謝罪をしているように見えるが一番の目的は感謝の表出にある。
 最近迄生きてきた事に素直に感謝するようになってきた。自然や草木、動物、親や兄弟、友人や先生など、周りの人・もの・事との「つながり」を意識するようになってきた。
美術を続けることの大変さを身に染みて、幾度も『これでいいのか、このような生き方でいいのか』と疑問を感じて来た。そう思うほど、自分の家族や応援してくれている人に対して感謝の気持ちを抱くようになった。
 作品は「行為」の部分にあるが、映像作品として発表する。映像は編集で嘘をつく事が可能だ。だからこそ、取り直しは一切行っていない。一度一度のパフォーマンスはNGを含め、撮影している。スポーツの世界で「やり直し」がきかないのと同じような緊張感をもって行為を重ねた。

 千回のお辞儀をするというアイディアに至った経緯は上記したが、正直やりはじめた頃は千回までの数が途方もなく感じられ、自分で設定した目標に対し、絶望的な気分を味わっていた。『これ、ちゃんと終わらせられるのかな』と何度思ったか分からない。パフォーマンスの後、映像編集も入ることを考えると心配事が多かった。
 しかし、だからこそ、やる価値があったのだろう。NAPグループ展には「ザ・great 盆地フロンティア」というキャッチフレーズがついていた。日本最古の古都奈良に「開拓精神」、「チャレンジ精神」、「改革精神」そんなものを展開していこうとしているのだとすぐに察知した。僕はこのテーマに沿った作品を作りたいと強く意識した。だからこそ、僕も今までやったことのないことに挑戦してみようと思った。失敗したっていいじゃないか、挑戦しないよりは。パフォーマンスでやってみようという気持ちになった。

 千回のお辞儀は無事達成された。この作品を見た人も達成感が感じられることと思う。
そしてパフォーマンスだけをみると謝罪をしているのか、感謝をしているのか。ヘットハンティングをしているのか分からない。この解釈の多様性も本作品の面白さの一つと考える。




「富士見町」(映像:2分4秒) 2011年
「奈良アートプロム2011 映像コテンパンダン展」への出展作品。
現代美術展の映像は長くなりがちなので、短く作ろうという事を意識した。
ある駅からある駅までの一区間を車窓から撮影した映像をもとに、時間をずらしながら多重録画した作品。
鑑賞時間の短さ、現実感のなさ、 色彩の美しさ、 ハーモニーの4つを強く意識し“絵画の様な”映像作品を目指した。




「まっこうずーこうしょうこう」(映像:5分9秒) 2011年
HANARART2011出展作品。
寺院の正面でお香(線香)の煙を頭にかぶっている人を見かける。この事例を元に 「仏教における慣習」をテーマに作品制作する。仏教の持つ要素を抽出し、簡素な形で表す。 それによって特定の宗教・宗派を超えた「かたち」が表われてくるのかもしれない。




「Memory of The Great Eastern Japan Earthquake 2012」(映像:7分48秒) 2012年
2011 と 2012 年は天災と人災の年だった。 この大惨事に囲まれた社会の中で、アーティストとして何が出来るかを考えている。 その問いへの回答として、前回に引き続き「お香」を使用した作品を展開する。 お香の煙から放たれた「祈り」から「小さな笑顔」が生まれることを願って。
震災後、1ヶ月に1回ほどのペースで被災地に通い、色々な事をやってきた。震災以後、私自身の考え方や作品が変化してきた。これまで自分がやってきたことが小さい事に思えるようになった。
アーティストの社会的意義とは何かと自問自答を繰り返している。アーティストはこの社会で無駄な存在では無いとは思うが、かといって胸を張って言えるほどのものはあるのだろうか。
今の私に出来る小さな役割として震災を通じて体験した事象を抽出する。

震災直後から月に1回ペースで震災地に赴き、ボランティアをしてきた。
そのうちの2012年の一部の記憶を映像化。時間、場所などへの解説を加えず、また単純な時系列やストーリーでも並べず、「思い出す」ようなイメージにした。私にとっての震災の記憶とは一体何だったのだろうかと検証せざるを得ない。震災地以外では1年が経ってもう忘れかけられているように感じる。
私自身の中に住まう忘却が恐ろしい。少なくともアーティストとして作品を作ることによって記憶していかなければならない。

2013年の3月11日には岩手にて、3回忌慰霊法要と慰霊行脚に参加しました。

前日の3月10日に岩手入りするために移動していたのですが、高速道路が封鎖されるぐらいの大風と吹雪に見舞われ、2度もローカル道路に道を変更しながら岩手を目指しました。

11日は午前中、釜石市の仙寿院というお寺で3回忌法要。
午後は釜石市内にて慰霊行脚。
2時47分仙寿院にて黙祷。

折角岩手に来たのでいつも支援の時に会いに行く人たちに会いたかったのですが、殆ど会えず。
とても残念でした。

それでも一部物資を届けてきて、神奈川の家に着いたのは12日の午前2時前でした。

釜石市の仙寿院は2011年震災後一番最初に(依頼があった事もあって)行ったところです。僕にとってのこれまでの震災支援の始まりがここであった事を考えるととても感慨深いものがありました。

まだまだ被災地の復興は進んでいませんが、被災地から距離が離れるほど震災の記憶が薄れていっているように感じます。
まだ少しなりとも関わっていけたら、と思います。