「千回のお辞儀をするアートワーク」は名前の通り、1000回のお辞儀をするパフォーマンス。
お辞儀という行為は「感謝」、「挨拶」、「反省」、「謝罪」、「尊敬」など様々な意味を内包している。
最近今まで生きてきたことに素直に感謝するようになってきた。自然や草木、動物、親や兄弟、友人や先生など、周りの人・もの・事との『つながり』を意識するようになってきた。そこで相手を尊ぶお辞儀を展開する事にした。
作品は「行為」の部分にあるが、映像作品として発表する。
映像は編集で嘘をつくことが可能だ。だからこそ、撮り直しは一切行っていない。一度一度のパフォーマンスはN G を含め、撮影している。一見すると謝罪をしているように見えるが一番の目的は感謝の表出にある。