我流

今日という日をいつか忘れてしまうかもしれない。
でも一つ言えることがある。
僕は今日の僕の全部を言うし、やる。
自分の記憶に残ることも他人の記憶に残ることも。
残らないことも。
行為が後々に残っていく。
僕が記憶を失っても僕が書いた文章や行為が残っていく。
僕は今日の僕をどこかに残す。
支離滅裂なこと言い、行為にも残す。
過去の自分が今の自分をわくわくさせる。
今の自分が未来の自分をわくわくさせる。


一つが全部になりうる。
ある日、雲間から漏れる太陽の光のように。
一本につながっていく光の道がある。
光芒は遠くから見て初めて存在が見える。


私の今日は光の中にある。
光の外は何年後かに初めて分かるのだろう。
今を大切に思う。
今日を大切に思う。


残ることも残らないことも。
悲しいことも、嬉しいことも。


ただ、僕は歓喜の渦の中に居たいと望む。
歓喜の中にいれば溢れ出る泉が乾くことはない。



一生を掛けてさまよい続けるのだろう。
終わらない旅。
前世から続く、使命。
輪廻と宿星。
龍は想像上の動物。そして神の化身。


僕は天に昇る龍を目指す。