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光のハンター



光が降り注ぐ。
写真を撮るために、風景を追いかける。
光が降ってくる。
光が私の周りをぐるぐる回っている。
目をつぶっても光が降り注いでいるのが分かる。
僕はイマジネーションを使って、さらに進む。
目が見えなくても、見えるものがある。
光が
光が
光が
光が
身を包む。

同時に深い闇の衣を身に纏う。
光を追いかけ、闇に身を窶し、僕は生きていく。


そうして生きていくための強さを鍛えていく。
世界は光で包まれている。
僕の目に映る風景が光の反射の結果であると
理屈ではなく、感覚として初めて理解できた。


そう。光学的な理解では光を捕らえられない。
光を捕まえる、ハンターにはなれない。


反射した方の光を見ていた。
その光だけを追った。


僕はその反射する力を転写することで羽ばたく。
鳥が風に乗って、空を飛ぶようなことだ。
魚が川の流れや潮の流れに沿って旅をするようなものだ。
力を見つけて、流れを見つけて、それらを他の形態で表す。
小さなものの中に宿る力。
草木の間を通り抜ける風。
微風よりも小さな空気の流れ。
砂の間に潜む微小生物。
視線と視線の中間に感情がある。

反射するもの。
力の返還ポイント。
印画紙とインクの関係。
僕らはその間にあるものを見つめなければならない。

物と物の直接の関係性ではなく、関係性を想起させる因果について
見つめなければならない。
それが知恵の力。想像の力。人間が人間であることの証。

神とアニマルの間に生きる、人間の役割とは何か。


それは運命に従うことではなく、運命を切り開くこと。
自然を壊すことではなく、自然に従うこと。そして自然を直すこと。
未来を作る力がある。


私はその強大な力の一部。
誰もが持っている力。
自分を信じる力。世界を変えていく力。
運命に抗う力。挑戦と抵抗の歴史。
いままで変えてきたんだ。これからも変えていくだろう。
都合の良いように流されていくなら、都合の悪い方にであっても自分の力で泳いでいきたい。




何度も錯覚を覚える。
小さな電球が自分の周りを回っているように思える。
幻覚なのか。
錯覚なのか。
人間は思い込みによって世界の見方を変えられるのか。