ryuusinn2005-01-10

母が愛川町の「貸し蔵」を見に行くというので一緒に見に行った。
貸し蔵をやろうとしている方の話によると、元は曾おじいさんぐらいの人が立てた蔵で、関東大震災によって壊れてしまったので、地震に強い鉄筋(当時としては最新技術だったらしい)を入れた蔵を作ったそうだ。
その蔵を受け継いでいた彼女(現在の蔵の持ち主)の父が亡くなってしまい、今まで倉庫として使っていた蔵を市民や他の団体に貸していこうじゃないかと考え、また改築工事をして現在に至るとの事です。
蔵自体はあまり使ってこなかったらしく、殆ど劣化がなくて綺麗でびっくりしました。木材も元の蔵と同じものを使っているのに(一度木材を洗ったらしいが)新品の木のように見えました。
その蔵は音楽をやったり、フリマーをやったり、美術や工芸などの展示などに使って欲しいらしく、今年に本格的にオープンさせたいと話していました。
今、美術界も都会から離れて田舎の広々したところで表現してく人が増えていますのでそういう流れに乗っていけばこの蔵もいい感じで美術をやる人にも使われるなあ(使われるといいなあ)と思いました。