平塚美術館に行く

今日は平塚美術館に行って、保田龍門・春彦展を見に行ってきました。
それと、保田春彦さんの講演会もあったので、そちらにも参加して来ました。どちらかというと、講演会の方がメインだったかな?
保田さんの作品は偶然銀座のギャラリーで何度も見る機会があり、親しみを持っていたのと過去に講演会を聞いたことがあったので、興味があり行って来ました。
講演会は過去に東京都美術館に行ったときの講演会と何となく似ていました。一部父の話も交えながらパリに留学した時に旅行に行ったときの話や妻の話、現在のアトリエの話と作品の話という感じで、長くなりそうな話が続いていたのですが、タイムオーバーとなってしまいました。
そしてまだ話足りなかったのか、説明したかったのか、後半に希望者を引き連れ展示室にて自作、父の作品、妻の作品等を語っていました。
僕はその時、半分耳を傾けながら作品を見て回っていました。
保田春彦さんのかこの作品から現在に至るまでの大まかな流れが分かりました。全体的に静的、幾何学的、建築的、抽象的、またヨーロッパの構造的な部分や堅固な部分が見て取れました。
そのような中、最近の作品は見て安心するような、心温まる雰囲気がします。懐かしさ・・・。温かさ・・・。これは彼の人生の回想点となるものなのでしょうか。