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エコユニディレクターの三田村です。
江古田ユニバース2014が終わった。
一年続く、長い長いマラソン大会が終わったかのようだ。
ゴールテープを切り、息絶え絶えながら、この文章を書いている。最後の気力というべきか。
9月7日から始まった事前展示を含めると一ヶ月以上の会期だった。
長かった。そして素晴らしい日々だった。
多くの苦難があったが、それ以上の感動があった。
何度も何度も泣いた。そして不思議な夢を見た。
例えばこんな夢だ。
【会期が今日からです。でもなんの準備も終わっていません。】起きたら冷や汗まみれ。
走馬燈のように今まで出会った人達が脈絡なく次々と出てくる。】僕は死ぬのか、死ぬのか!
【世界中を旅している。】現実逃避かい!
その他にも、江古田ユニバース期間中に起こったことが夢の中でも出てきた。
寝ても覚めても江古田ユニバースだった。そんな日々だった。
一人でも多くの方に来てもらいたい。
それは単純な来場者数の話ではなくて、江古田ユニバースが今作っているこの空間と時間に触れてほしいということだ。似ているように聞こえるかもしれないけれど、全然違う。
全26会場。35組のアーティストが参加した。チーム参加の所もあったから、参加アーティストは50名を越えるだろう。


アーティストとは何か?
例えば音楽家であれば、美しい音楽を奏で、美術家であれば、美術作品を作る。そういうものなのか。
それがアーティストなのだろうか。何度も自問したが、何か違う気がする。
アーティストとは世界の中で起こることとと、自己の心の中で起こることの何かを表すもの。
何かを気づかせてくれる人。きっかけを与えてくれる人。生きる気力を与えてくれる人。もしくは伝道者。
だから、アーティストとは世界を変革する可能性を示してくれる役割を持つ人間なのではないか。きっとアーティストには特別な役割があるから、特別な役割を演じることの出来る場が必要なのだと思う。


江古田ユニバースがいま、どの程度そのもくろみの中で動くことが出来ていて、実現できているかは定かではない。
ただ、一ついえることはまちの中で毎年行われる「お祭り」とは少し趣が異なるということ。
この梁山泊的な無謀な試みに一緒に参加してくれているアーティスト、スタッフ、地元の方に心から感謝しています。
心から。今年も有り難うございました。謝々。
ともかくもとりあえずいまは展示が終わりました。皆様ゆっくりおやすみください。
(エコユニ ミタムラ)