江古田ユニバース2014開催まで2週間を切る

江古田ユニバース2014開催まで2週間を切る

緊張する日々。エコユニまで2週間切った。多くの方の想いが集結している。沢山の期待を背負って、沢山の言葉と想いを背負う。成功か失敗か。今年で4年目だ。繰り返しではなく、中の人は成長していかなければならない。同じ失敗は繰り返せない。しかし、どこかでミスは出るものだ。


今年もTVの取材が入る。加えて、大手新聞の取材もあった。
それがきちんと世に出るかどうかはまだ分からない。きちんとしたいい報告が出来れば。
メディアに出ることが来場者数の増加に繋がり、町が盛り上がったらいいと思う。
しかしそこは本質じゃない。


数の原理でいくと必ず限界が来る。
数の上でのピークが訪れたとき、「ああ昔は良かった」という懐古主義が蔓延してしまう。それ自体をネタにしても仕方がない。閉鎖するお店が町の中で毎年出てくる。私達の役割とは何か。
政治家ではない。イベント屋でもない。役人でもない。


限られた予算、限られた人員、限られた時間。
出来ることは多くない。だからこそ、その範囲で出来ることを考えていかなければならない。
きちんとした決断をできる賢さを身に付けなければいけない。


4年も活動していると引力や磁力みたいなものが出てくる。
いいアーティスト達が集まってくれてきている。
その不思議な体験にとても感謝している。
江古田ユニバースのUNIVERSEには宇宙や世界などの意味がある。
いまはきちんと小宇宙を形成しているように思えるのだ。


今年は35組のアーティストが集まった。去年に比べると微増であまり変化はないが、それぞれで素晴らしい作品を作って下さると思う。今年はNew Yorkから駆けつけて下さる田中康予さんというアーティストや、スペインのバルセロナでのアーティストインレジデンスから帰って来た寺田忍さんなど。

また、uppull(es) mapさん(ダンス)は東京、静岡、パリで公演した「蒼い森」をエコユニで発表して下さるとのこと。江古田ユニバース出展依頼TVに何度も出演されている田嶋奈保子さんも今年も参加。このような国際的に活躍していたり、メディアに出演するようなアーティストも参加。


2011年の旗揚げの時はずいぶんと手作り感のあるイベントだった。
手探りをしながら前に進み、色々な問題にぶつかり、一つ一つを乗り越えていった。
あの頃とは少しずつ変わってきた部分もあるが、本質的には何も変わっていないのではないだろうか。


アートによる、街の活性化と人の活性化。
今年がどのような結果になったとしても、挑戦は続く・・・。