束芋展

横浜美術館束芋展。非常に刺激を受けました。
個展であそこまでやれるのは実力。若手の作家は作品の好き嫌い関係なく見ておいて損はない。
また映像の内容だけではなく、外側のアイディアも相変わらず考えながら制作をしている点も見ていて面白い展示になっていました。


映像を見るのに時間がかかる性質上、混んでしまう問題をもうちょっとうまく解決できたらなお良かったかな?
最終日間際で行くとかなり見るのが大変そうです。(特に後半の部屋)


アニメーションをやる人の傾向としてストーリーがほぼなく、画面の構成や美しさを追求するという方向性があると思うが、
最近の束芋はこの方向に向かっているように思った。

初期の作品はかなりストーリー性があったが、最近は画作りに没頭しているように感じる。
技術的な集積の結果、やりたいことに集中出来るようになったのだろうか。


同美術館でやった、金氏徹平展よりもエネルギーを感じた。