困難

光に向かって進んでいるはずだ。
どんな時にも迷いの道を歩いている。
けれどそれは光を目指した結果だ。


本当の困難は諦めない事。
進み続けること。
生き続けること。
信じ続けること。
そういうものが困難だ。
裏切られても、ねたまれても、羨ましがられても、騙されても、
叩かれても、否定されても、見下されても
どんな局面になろうと人間存在を肯定し続けようとすること。
それが何よりも困難なことなのだ。


何もしなければ、問題は明るみに出ない。
何もしなければ人からあれやこれやと言われない。


何もしなければ何も生まれない。

何もしないと言うことはあらゆる出来事に対する消極的な姿勢だ。
否定の歴史だ。
失敗への恐怖だ。否定だ。


あえて挑戦し、失敗せよ。
失敗は挑戦の証。戦士に刻まれた経験という名の傷。
困難なことは前を向き、肯定の道を歩こうとする時に現れる。


困難とは自らが自らに課した、人生の課題なのだ。
一つの命を持って生まれてきた。
その命は限りない、命の連鎖の中にある。
私はその連鎖を次の連鎖に繋げたい。
「困難」はその思いからやってくる。