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色々な事をやるなかで精査されてきた。
未だに頭はアルツハイマーで記憶はぐちゃぐちゃ。曖昧な日々を送る。
だが心に刻んだものを忘れるほどぼんやりしちゃいない。
自分の言いたかったことがふとした瞬間に漏れる。
シャーマンのように天から降りてくるような感覚がある。インスピレーションに頼る日々を繰り返して、それが自分が育ててきた勘なのだと気付く。


自分の発想にないアイディアが生まれてくる。1つの流れが見える。
成功の背後に10倍の失敗がある。ダサくて、カッコ悪くて身を隠したくなる日々。
その日々を乗り越えて飛び立つ日が来る。現実的な成功ではなく、発想の問題。
どこまで飛べるかを試したかった。その願いが自分に返ってくる。体を鍛えた人が服を着ていても外側からその逞しさを隠せないように美術家もまた真剣な眼差し(世界認識)をいきなり出現させる。どうしようもなく自分を隠せない。


今日、野村仁さんの記憶が蘇った。気が狂わんばかりの見ることに対する真剣さ。僕はただ背筋をピンと張って見守るしかなかった。同時に自分の見たものを無防備に人にさらす勇気。


美術は勇気の歴史なのだ。