絵馬展について

後輩にうざったがられながら、それを知りつつ厳しい言葉を投げている。
ストレスの負荷は必要だ。外に出た瞬間に業界に潰されるよりずっとましだ。
現状を打破しない見せかけの優しさは意味がない。ただ時が過ぎるだけ。
苦しくても乗り越えれば楽しい過去に変わる。
僕がいいモデルケースかどうかは分からない。
ただ疾走を続けるだけだ。そして巨大な龍になる。
その時にこの道は苦しいばかりじゃないと知ることができればいい。諦めるのは簡単だ。だから付いてきなさい。
簡単な事を選べば次に後悔が待っている。未熟な自分に、何も変えられない自分に、辛抱のない自分にイラつくだけ。
若いうちは難しい方を選んで失敗する方がいい。何もしないよりは。言い訳のテクニックを磨かなくていい。だから諦めるな。
どんな事でも万が一にも可能性があるなら挑戦してみるべきだ。


期待しているからタスクを課している。僕はあなたたちを責めたりはしない。
僕が責めるとしたら何でも諦める、無気力な精神に対してだ。時間を無駄にしないで欲しい。
才能のあるやつはアホほどいる。だが努力が足りない。大変なのはみんな一緒。頑張っている姿勢は素晴らしい。
苦しくてもみんなも同じだと思えば耐えられる。
耐えろ。好きな事をやるために大学に来たのだろう?だから好きな事にとことんのめり込め。
意識を高めたい。苦しくても、楽しみながらやっていく事も出来る。
そんな時間を共有したい。
最低ラインは望んでいない。僕はみんなのベストが見たい。僕に出来る事は、厳しくしたり励ましたり、しながらみんなの環境を作る事。


何がベストかは分からない。けれどもみんなが良くなるよう出来る事を考え、行動している。
疑うな。信じよ。辞めた所で代わりはない。辞めた精神に余計な時間を与えても有意義に使えない。
それならば全ての試練を自らに課して乗り越えるのだ。
目の前の苦しさはまやかし。苦しさを避ける事でより巨大な苦しみに出会う。
僕はあなたたちにそちら側の道を歩ませたくない。