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耐える

耐えた。
耐えに耐えた。
色々な事があった。
辛かった事は数えきれない。
だが全て飲み込んだ。

不平も不満も言わず、八つ当たりも、愚痴もせず抑え込んだ。
鬼は今も修羅と戦う。きっと一生続くだろう。諦めない限り。
自分の最新が最強で最良であり続けるよう努力し続ける。


諦めることは簡単だ。何でも好きな理由をつけて仕方がなかった風にすればいい。
最もらしい人や事のせいにすればいい。


僕に対して天才と言わないで欲しい。人災だから。


僕は怪物。開拓者。戦士。珍獣。外道。努力家。
特に外道。あえて道を外れていく。本流の道は合わない。
最近思う事がある。才能のあるやつはアホほどいる。それこそ多く居すぎる。
だが彼らは才能を頼りすぎていないか?
生まれ持ったものに頼るのは女々しく思える。
手に入らないものを手に入れようとすること。
自分の人生さえも裏切る大胆さ。そういうものが欲しい。
自分の支離滅裂さに恐怖したい。
掴まれたくない。
簡単に分からなくていい。それがリアル。







フーズは祈り場から船室に戻る。
その場に居たのは翼の生えたスレイプニル。そしてその姿は神話の世界でしか聞いたことのない、ペガサス。
フーズは再びスレイプニル祝詞を見た。
スレイプニルは今だ物神の認印を刻んでいた。
フーズは再び星の海号に戻らなければならなかった。
スレイプニルはフーズを乗せて宇宙に旅立つ。
スレイプニルはペガサスになってはじめて気がついた。あの電極には偽の情報が流されていた。いま、星の海号に乗る船員のうち裏切り者が10名。1名がスレイプニルの味方。
それはスレイプニルと共に育ち、宇宙飛行士になった、ワット。
フーズはワットとスレイプニルを守る騎士になることを誓った。
スレイプニルはイリスからも救難信号が出ている事を察知した。