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もっと早く

あと三週間ほどで大地の芸術祭が始まる。毎日必死に生きている。今のままでは目がダメになる。止められない。止まれない。


僕にもっと才能があれば一日にたくさん終わらせられるのに。
今の自分は朝から晩までやっても遅々として進まず。人の倍も三倍も時間を掛けるしかない。
遅いなら遅いなりにやり続ける。
こういうのは努力とは呼ばない。頑張るんじゃない。
ただ目的に向かうだけ。目を反らさず、足先もぶらさない。


越えるべきハードルがある。一つ一つ迫ってくる。その度に越えていく。そうしなければ進めない。


全てが遅れている。時の波に乗れていない。もう7月だ。1年の半分以上が過ぎた。僕の今年の命あと5ヶ月。やりたいことの半分も出来てない。三分の一も出来てない。


遅すぎる。この足、この脳、パルス、指、遅すぎる。


今更何かが変わるとは思わない。自分の不才を呪ったりはしない。ただ日々を積み重ねるだけだ。
持てる力を出していく。僕に出来ることをやっていく。


集中しなくては。目を反らすな。見るべきはボールと全体の動き。未来を予測するのだ。一つ一つの動きの向こうに全体の動きがある。ボールの動きは一つが動くきっかけに過ぎない。
先を予測すれば自分が遅くても対応できる。