無力

今日同窓会があった。

自分を呪う。私がひたすら積み上げた日々は全くもって世の中の共通項として認識される事はなく、また無力であったことに気付かされる。


芸術の孤独性が際立つ。人と話すための共通項も見えない。
見えないもののために懸命になっていることに挫けさせられる。
何のために日々を積み重ねてきたのか。
僕が信じてきたことは無力なのか。


ずっと何年もかけて積み上げてきた。信じて進んできた。
それらは認識される事なく、無視される。
興味を持たれる事なく。
説くための言葉を持てない。認識されない言葉は発しても意味はない。
無いものと同様。


科学が発展した理由がよくわかる。誰もがわかる為の仕組みを作った。
だが、それが全てではない。みんなが次のステップに進まなければならない。
歩むべき道の先にあるから。簡単なことではなく、困難な事を乗り越えるだからこそ、人間なのだ。
人間が人間であるために日々、もがき続けるのだ。