大学院講評・展示メモ(自分用)

・手作業に耐する誠実さだけではない。
・物を作る事に対する情熱だけではない。
・日々のコミュニケーション、生きるということに対する熱心さ。
・外界に対する最低限の鎧
・守りすぎない
・意識する行為。行為するためだけの時間。
・何をテーマに作るのか。


・展示案内(地図)がない。どこで展示をやっているか、わかりにくい。多学科の人がどこで展示やっているのか分からず、とまどっていた。
・彫刻棟は工場に見えるので入りにくい。案内が不足していると行っていいのか分からないので来ない。
・部屋の電気が付いてない展示。日没と共に展示が強制終了される。(当然そういった時間に展示を見ようとする人は諦める)
・入っていいのか、悪いのかが分からない。入っては駄目な印象を受ける内容。(床にテープでラインを張っている、新聞紙が敷き詰められすぎていて歩くスペースがない、オブジェクトが整列しすぎてて場を壊せない、作品があって廊下の向こう側に行けない、椅子の移動が不可など)
・可能性より不可能性の色が強い。
・結果、全体として外部の人に対して不親切な印象を与えるし。
・人との距離に対する、アンバランス(unbalance)、アンビバレント(ambivalent)な雰囲気。人に来て欲しいが、相手に譲るのは嫌。愛してもらいたいが、自分から譲歩はしない。それは作品だけの空間か? 作者が持っている感情か。展示の意図か? 全てが意図通りであれば鑑賞者は何を楽しめばいいのだろうか。
・敢えて意図しないものを入れていく事も必要ではないか?
・作者にも予想の付かない展開になる装置。


・三人の共通する要素として、アンバランス(unbalance)、アンビバレント(ambivalent)な雰囲気を感じた。受付の机が汚れていたことから始まる、この印象。机が汚れていたことが意図的であったと思いたい。それはちょっと意地悪で、厳しくて、冷たく、寂しい。
・ただ鑑賞しているだけで、責めれてる感じ。
・「希望」はないのか?
・良かった事、楽しかった事はなかったのか。