作品

作品至上主義で見落とす部分を拾いたい。
私にとって拾う作業こそ、大事な部分だから。



作家として大事な部分、
人間として大事な部分、
どちらを大切にすべきだろう。



僕はいつも考える。


作家として捨てなければならないと
感じてることはスタイル抜きにして、
本当に捨てなければならないのだろうか。
本当にそこまで冷徹にならなければならないのだろうか。


僕は必死にかき集める。
自分が捨てた物こそ、本当は残しておきたかったものなのだ。