7月27日 日曜日 (3日目)
今日は一時間も時間を間違えてしまった。
レバノンと日本の時差が7時間と聞いていたので7時間差で時計を設定したはずだったが、8時間の差があった。サマータイムがあるからだろうか?
少し時間に余裕のある行動をしていたつもりが遅れていたという結果になった。
朝食はいつも行く、パン屋。パンを3つ買って7500LL。安い。うまい。
朝9時過ぎにジャミーラとジャマールがホテルに来る。11時と聞いていたが、早めに来てくれたみたいだ。
喜びの再開。僕もうれしい。結局、バスでシャティーラに行く。ついでに花屋に寄って花を買っていく。
シャティーラまで日本から持ってきた画材一式を運ぶ。
シャティーラで荷物をほどき、授業をやる屋上まで運ぶ。
生徒は40人から50人くらいになるらしい。4人の先生で何とかなるのだろうか・・・。
現地のスタッフも入って手伝ってくれるが、毎年ちゃんと出来るのだろうかと疑問に思ってしまう。

準備は11時頃には終わり、次に2階でやっている、子どもの展覧会を見た。
去年も見せてもらったが、子どものための展覧会をやるという考え方がこの難民キャンプの中でも浸透しているようだった。
その後、ジェイタの洞窟に観光に行った。
ジェイタの洞窟は巨大な洞窟で、しかも1万年規模の鍾乳洞のある所だった。
それらの造形はすばらしく、日本ではまず見られない、巨大な洞窟と鍾乳洞。洞窟の中に存在する巨大な穴と天井。
めまいがするほど、恐ろしくも美しい光景だった。
ジェイタの洞窟までジャミーラとジャマールが一緒にいてくれた。ホテルに帰るとき、運転手に100ドル渡す。一日100ドルは高いと思った。
こっちでもガソリン代が高くなったのだろうか。

ホテルに帰った後、ミーティングを行う。
特に会計の件で話し合わなければならないことがあったので会計の件をみんなの納得のいくように
話し合う。
みんなで食べた食事、ベイトに対する支払い、タクシー代、画材費など。
どこまで自分たちで出し、会で出すのか。

8時頃までミーティングをし、その後サンドイッチ屋に行き、9時頃僕はホテルに帰り、眠った。