友達

僕はずっと友達というものにあこがれてきた。兄の影響が大きかった。
兄は口癖のように友達が人生において一番大事だと説いた。
それは父がしきりに言っていた事の影響を受けたのだろうと思った。
僕から見る限り、父は友人にあこがれていたけれど一匹狼のような人間だったのだと思う。
母も同様の人間だったのだろう。
歳を取ってから2人の両親が友人や恋人といった情を、人生に対する大切な要素として持っていることが分かった。
手塚治虫ピカソも友達を求めた。

友達を作る事に苦労する人がいる事。
友達に対する深い真摯な態度を持っている人を忘れたくない。

回り巡って
私の問題になるのだ。親の問題であり、私の問題であり、これから生まれてくる子どもの問題なのだ。