徳差健吾さんが作曲したという、曲の演奏を含む演奏会に行く。
徳差さんの曲はもちろん良かった。他にも3曲ほどいいなあと思う曲を聴けた。
現代音楽とかいう、音楽会だったのだけれど、クラッシック音楽における現代音楽だった。
現代音楽と聞くとパフォーマンスのようなものとか、機械音とか、首に鈴をつけた人が踊るとか、そんなイメージがあったけれど、実際の音楽会は真っ当な音楽会でした。
ただ、曲の内容は現代という時代を背負っているせいか、何となく不安にさせるような曲や(協和に対する反論としての)不協和というものが目立った。
馬鹿明るい曲なんて一つもなくて、それが現代音楽というものを象徴しているように感じた。
そして3時間という演奏会の総時間は聴者に集中力と疲労感を要求するものであった。