演劇を見に行く

大学の後輩から誘われて演劇を見に行く。少人数かと思ったが、10人ほど集まっていたので少々びっくり。
名古屋の演劇団、「うりんこ」という劇団の演ずる「弟の戦争」を見た。

主人公の弟はテレパシーのような力を持っていて、遠くの人の体験を知ることができたり、他人に同化する力を持っている。
ある日、イラク戦争が始まる。弟はイラク戦争で闘っている少年兵と同化してしまった。兄である主人公はそのような弟の戦争体験を楽しむようになる・・・。

そのようなストーリ。主人公が過去を振り返る形でストーリーが進んでいき、(過去から続いてきた話が)最後に現在につながって終わり。戦争を体験したことのない人が戦争を演じる事の難しさや精神分裂症に対する差別的な視点(棒を持って暴れるとか)、「きちがい」などの差別用語の使い方が気になった。

演劇鑑賞後、後輩達を誘って飲みに行く。
二学年分離れている後輩達と飲むのは殆どこんなときでないとチャンスがないくらいだ。
神話の話、演劇の話、彫刻の話など話は尽きなかったけれど、電車が危ないので解散。
とても楽しい一日だった。