所沢

月曜日は所沢まで行き、授業補助のバイトがあります。今日も所沢へ。今日の授業で今年の授業はほぼ終わり。来週の授業で最終回になります。来年の一月の授業も一回だけで、その後、期末試験となるようです。
一限は美術史、二限は作品研究でした。
一限では初期キリスト教美術の後のヨーロッパ美術を北と南に大きく分けた時の解説。南の陽気で空気のハッキリした肉体的な美術と北の霧がかった魔術的で湿った美術との対比。戦争の勝ち負けとは別に文化の鬩(せめ)ぎ合いがあるということ。

二限は院生の船曳さんが来て人形と彫像の話をしました。
人形の写真を沢山持ってきてどちらかというと人形の紹介みたいになってしまったのは残念でしたが、彫刻をやる人間が慣習的に人体を作るのに対して人形を作る人は意味があって作るのだということ。それはなぜか。その点に関して問いを発してくれたことに大きな意味があると思います。