ryuusinn2005-05-03

友人が出展している国展と、友人が展示している青山スパイラルに行って来ました。[美術]


国展は国画会という会がやっている展覧会で東京都美術館の年間の展覧会の中で集客率が三番目(日展、二科展の次に来るらしい)の伝統ある展覧会です。再来年で国画会80周年を迎えるらしく、大掛かりな展覧会をやるそうです。たまたまパネルディスカッションをやっていたので聴講のほうで参加。国画会の代表者たちが芸術についての意見を話し合っている様子を見てきました。80年も続いている会の中で活動するということは一方で名誉なことであり、高揚する気持ちを持てるのですが、伝統に縛られて大変な面もあるなあと思いました。

青山スパイラルではクリエイターを四十数組集めて展覧会をやっていたのですが、会場のスペースに対して人数を集めすぎてしまったので会場が狭くなってしまい、もったいなかったなあ。もうちょっと余裕のある状態で見たかった。というか、かなり会場が狭くて止まって見ると後ろの人が詰まってしまうのでゆっくり見られなかった。友人の展示は3組で作った共同作品なので色々な点で難しいなと思いました。妥協点を探す難しさというか。多分自分が経験した事のない難しさなんだろうな。

彼女は戸谷成雄(彫刻家)さんのアトリエ訪問に行ったみたいです。