MOMAな日

イエーイ、「モマ!」
モマーーーーーーーーーーーーーー!!!!
はい、皆さんも一緒に、モマ!!!

皆さん、モマって何だか分かりますか? モマはMOMAのことです。
すなわち、ニューヨーク近代美術館、ザ・ミュージアム(M)・オブ(O)・モダン(M)・アート(A)の略ですな。
「THE MUSEUM OF MODERN ART」略してモマ!
ハアハア、説明で体力使っちまったダ。

ちなみに昨日行ったアメリカ自然史博物館は
「AMERICAN MUSEUM OF NATURAL HISTORY」
略して「AMNH」らしいのですが、ここは日本風に呼びやすいようにアモン(AMON)と勝手に命名しましょう、この際! 最後のヒステリーのHは抜いてね。

さて、MOMAは近代アートのデパートといった形容詞が似つかわしいです。
地上6階プラス、地下2階の全8フロアの構成で、エレベーターやエスカレーター、ガラス張りの建築と、中身もデパートのような作りになっています。作品の鑑賞も一階ごとにエスカレーターや階段などで上り下りしながら見て回るという感じです。
作品数が多い(メトロポリタン美術館ほどではないけれど)のでダーと見て好きな作品を見つけるという感じでいいと思います。
一般的な美術品のほかにデザインや、写真、映像作品などもありますので、幅広い芸術が堪能できます。
僕自身、午前中だけでは見きれなかったので、午後も見ておりました。(仲間達は午後から違う場所に行ってしまった)

MOMAを見ながら気がついたのはアメリカ人の鑑賞の仕方や美術との距離です。
すごく気軽な感じでカップルで美術館に来たり、家族連れで来たり、友達と来たり、美術館の中でどこかの学校の授業をやっていたり(僕が見たときはポロックの絵の前で授業をやっていた)、でした。彼らは作品の前であれはこうだああだと、しゃべりだすんですよ。そこに楽しげな雰囲気が生まれていてとても印象的だった。
日本だと、美術館の中がすごく静かでしょ。それがマナーだから。アメリカ人は作品の前でああだこうだと喋り出す。それも議論を始めるってわけではなくて、気軽なんだよね。アメリカは日本より美術ってものが市民レベルで身近にあるんだなと感じた。