自然

自然を辞書で引くと

(1)おのずから存在してこの世界を秩序立てているもの。山・川・海やそこに生きる万物。天地間の森羅万象。人間をはぐくみ恵みを与える一方、災害をもたらし、人間の介入に対して常に立ちはだかるもの。人為によってその秩序が乱されれば人間と対立する存在となる。「―を破壊する」「―の猛威」「―を愛する」(2)人や物に本来的に備わっている性質。天性。「楽しい時には笑い、悲しい時には泣く、それが人間の―だ」(3)〔哲〕〔nature〕古代ギリシャで、他の力によるのではなく自らのうちに始源をもち生成変化するものの意。ここから人為・作為から区別されたありのままのものの意にもなり、事物に内在する固有の本性ないしは本性的な力の意ともなる。また中世では、被造物一般のことであり、さらに神の恩寵(おんちよう)に対して人間が生まれつき具有するものを指す。

このような意味が出てくる。
上の話の続きなんですけど、自然が教えてくれる教えと言うのは生活の知恵であり、無理のない考え方生き方であり、森羅万象の霊的な示唆であり、本能であり、なるべくしてなるものである。そういったことを考えるとアニミズムの行き着く考え方に間違いはないのではないでしょうか。